東証、一時3万6千円台回復

週明け28日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。前週末終値からの上げ幅は一時300円を超え、取引時間中として約1カ月ぶりに節目の3万6000円台を回復した。前週末の米国株高を支えに買い注文が優勢になった。米トランプ政権の関税政策への警戒感も和らいだ。
午前終値は前週末終値比182円15銭高の3万5887円89銭。東証株価指数(TOPIX)は27・20ポイント高の2655・23。
前週末の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れが波及した。トランプ大統領が日本との貿易交渉について「合意にとても近づいている」と話したことも投資家心理を改善した。
(共同)