政府、米新大使に強い遺憾伝達

外務省の船越健裕事務次官は30日、米国のジョージ・グラス新駐日大使と外務省で面会し、沖縄県で米海兵隊員が不同意性交などの罪で起訴されたことを受け、強い遺憾の意を伝えた。再発防止も強く求めた。外国訪問中の岩屋毅外相の代理で申し入れた。
グラス氏は「深刻に懸念している。日本で築いてきた信頼と友好の絆を毀損する行為を防ぐため、できることを全て実施する」と強調した。
声明も発表し「とりわけ不快に思う。日米の結束を危うくしかねないあらゆる行為の防止に全力を尽くす」とし、捜査に協力する考えを示した。
(共同)