シャトレーゼに入管庁が改善命令

出入国在留管理庁は2日、即戦力を受け入れる特定技能制度で雇用していた外国人に休業手当を支払わなかったとして、菓子メーカーのシャトレーゼ(甲府市)に改善命令を出した。同社では昨年、新工場の稼働遅れにより、雇用契約を結んだ多数の外国人を一定期間、無給で待機させていた。
入管庁によると、特定技能制度が始まった2019年以降、受け入れ先への改善命令は4件目。命令を受けた企業などは、指定された期間内に改善状況を入管庁に報告する。是正したと認められれば、引き続き特定技能外国人を受け入れることができる。
(共同)