後部回転翼の制御部品破断



長崎県・壱岐島沖で3人が死亡した医療搬送用ヘリコプター事故で、運輸安全委員会は2日、ヘリのテールローター(後部回転翼)を制御する部品が破断していたと明らかにした。国土交通省は同型ヘリの所有者に対して、この部品を点検し、不具合が発見された場合は交換するよう求めた。
安全委や国交省によると、破断したのは「テール・ローター・コントロール・ロッド」と呼ばれる棒状の部品。操縦席のペダルで操作し、ローターの角度を変えたり、かじを利かせたりする役割がある。破断によって、方向の制御が難しくなるなど事故の要因となった可能性がある。
(共同)

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