アイヌ遺骨3体、北海道に到着



英北部スコットランドのエディンバラ大が保管していたアイヌ民族の遺骨3体を受け取った北海道アイヌ協会(札幌市)の大川勝理事長は3日、北海道・新千歳空港に到着した。大川理事長は報道陣の取材に「われわれアイヌにとっては本当にうれしいことで、胸いっぱい」と喜びの気持ちを語った。
遺骨は同日から当面、白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の慰霊施設に保管される。3体のうち1体は釧路地域の遺骨の可能性があり、地元の関係団体が返還を求めている。早ければ今月中にも引き渡される見通し。
返還された遺骨は研究目的で約110年間にわたってエディンバラ大に保管されていた。
(共同)

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