制裁解除で具体的項目提示

【テヘラン共同】イラン核開発問題を巡る米イラン両政府の間接協議で、4月26日に実施された3回目の協議の際、イラン側が早期解除を求める制裁の項目を具体的に提示したことが分かった。イラン外交筋が3日までに共同通信に明らかにした。外交筋は「初めて本格的な議論ができた」としており、協議に一定の進展があったもようだ。
イラン側が求めた具体的な項目の内容は不明。ただ、米政府が科す制裁のうちイラン側は国家予算の柱である原油輸出や銀行取引に対する制裁解除に特に関心を示しており、今回要求した可能性がある。
外交筋によると、米側は協議で、核開発制限を改めて求めた。
(共同)