大関琴桜が出稽古、漂う充実感

 錣山部屋に出稽古した琴桜=東京都江東区
 錣山部屋に出稽古した琴桜=東京都江東区


大相撲の大関琴桜が3日、東京都江東区の錣山部屋に出稽古し、好内容に手応えを得た。集まった関脇大栄翔や幕内の若元春、阿炎らと続けて16番取って13勝3敗。「攻めることだけを考えた」と充実感を漂わせた。
課題の腰高を修正し、立ち合いから前傾を保つ姿勢が目立った。右四つやもろ差しの寄りは鋭く「前に出るしかないので」と話す。同行した父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「いろいろな重圧がなくなり、気持ちが前向きになってきた」とうなずいた。
今年は不振が続く27歳の大関。綱とりに挑んだ初場所は5勝10敗と大負けし、かど番の先場所は8勝7敗だった。
(共同)

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