山口で住宅火災、高齢男女負傷

7日午後2時20分ごろ、山口県下関市長崎町1丁目で「家が燃えているようだ。煙が見える」と119番があった。下関署によると、少なくとも住宅2棟が焼けた。約3時間後に鎮火した。署と消防によると、近くに住む女性(84)と男性(79)が手などにやけどを負い、病院に搬送された。いずれも軽傷とみられる。
気象庁によると、下関市には午前から乾燥注意報が出ていた。署が火元となった住宅の世帯主や出火原因を調べている。
近くの無職男性(77)は「ボーンと大きな音がして住宅から炎が上がるのが見えた」と話した。
現場はJR下関駅から北約1キロで、古い空き家もある木造住宅密集地。
(共同)