全中縮小、陸上は選手数3割減



全国中学校体育大会(全中)の改革で、日本中学校体育連盟(日本中体連)がまとめた2027年度以降の競技別縮小計画が9日、判明した。陸上は選手数を3割削減。バドミントンはシングルスを男女各36人から26人、ダブルスは各36組から26組に減らす。男子の除外が決まっているソフトボールの女子はチーム数を28から20に変更する。柔道は男女1階級ずつをなくして各7階級とするほか、団体の1次リーグを廃止する。
4月に決定した。複数の関係者が明かした。
陸上はこれまでは参加標準記録を突破すれば、人数にかかわらず出場が認められていたが、制限を設ける方針。男子のみを実施していた400メートルと3000メートルは暑熱対策の観点からも廃止する方向で検討する。バレーボールもチーム数を削減する。
中体連は昨年6月、少子化への対応や教員の負担軽減の観点から、27年度以降に、水泳や体操など9競技を取りやめることを発表。存続する競技についても、参加者数などを30%減らすことを目標として示し、関係機関が協議を続けていた。
(共同)

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