新教皇、活動本格化へ

【ローマ共同】新ローマ教皇レオ14世は9日、バチカンのシスティーナ礼拝堂で選出後初めて執り行ったミサで、信仰の衰退を嘆き、出席した枢機卿らに宣教活動の必要性を強調した。8日に選出された新教皇は今後、徐々に活動を本格化させる。
レオ14世は、人々が信仰に背を向け「金や成功、権力、快楽」に走っていると訴えた。礼拝堂では7、8両日、レオ14世を新教皇に選出した選挙(コンクラーベ)が行われた。
就任式となるミサは18日に行われる。日本政府はミサに自民党最高顧問の麻生太郎元首相を派遣する方向で調整に入った。
(共同)