新教皇、ローマ近郊聖堂に



【ローマ共同】新ローマ教皇レオ14世は10日、ローマ近郊ジェナッツァーノにある聖堂を非公式に訪問した。8日の教皇選出後にバチカンを内包するローマの外を訪れるのは初めて。付近に集まった数百人の信者らから歓迎を受けた後、聖堂で祈りをささげた。ローマのサンタマリアマジョーレ大聖堂にある前教皇フランシスコの墓も訪問した。
教皇は10日、バチカンで枢機卿団と会談し、19世紀後半に労働者の権利を擁護したことで知られるレオ13世に敬意を表し、同じ名前を選んだと説明した。人工知能(AI)など労働者にとって脅威になり得る課題に対処する必要があると訴えた。
11日にバチカンのサンピエトロ広場で選出後初となる日曜恒例の祈りの集会を開き、信者らに語りかける。就任式となるミサは18日に開かれる。
(共同)

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