能登の解体作業で賃金未払いか



能登半島地震で被災した石川県内の建物の公費解体作業に従事した日系ブラジル人労働者が11日、金沢市で記者会見し、請負契約を結んだ業者から賃金が支払われていないと訴えた。労働者が加入する全国一般石川地方労働組合は9人分計444万円を請求する方針。
訴えているのは、昨年8〜10月に能登町の現場で作業した群馬、福井、岐阜、愛知、滋賀各県に住む30〜60代の男女。1人当たり28万〜69万円の支払いを求めている。
記者会見した福井県越前市の男性(63)は「給料が支払われているか、誰も責任を持って確認しないのはおかしい。働いた分は絶対にもらいたい」と強調した。
(共同)

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