「長良川鵜飼」岐阜市で開幕

 「長良川鵜飼」が開幕し、火の粉が散るかがり火の下でアユを追う鵜匠とウ=11日夜、岐阜市
 「長良川鵜飼」が開幕し、火の粉が散るかがり火の下でアユを追う鵜匠とウ=11日夜、岐阜市


1300年以上の歴史を持つ「長良川鵜飼」が11日、岐阜市で始まった。靴を履いたまま乗船できるいす席の観覧船を増やしたほか、オンラインの予約管理システムでは英語に加え、今シーズン中に中国語や韓国語の入力にも対応予定で、外国人客の取り込みを図る。
10月15日までの期間中、同6日や増水時などを除き毎日開催される。市によると、2024年の乗船客数は8万3768人。25年は9万人を目標に掲げている。
力強く燃えるかがり火と、伝統装束に身を包んだ鵜匠を乗せた舟が暗闇から姿を現すと、観覧客の目を奪った。手縄を操る鵜匠と清流に潜るウが、息を合わせてアユを捕らえるたびに歓声が上がった。
(共同)

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