深海探査の母船新造を



自民党は13日、宇宙・海洋開発特別委員会などの合同会議を党本部で開き、広大な深海での調査に対応するため、探査や採取を支援する母船の新造などを求める提言案を大筋で了承した。有人潜水調査船「しんかい6500」の母船「よこすか」の老朽化が背景にある。決定後、石破茂首相に提言する。党関係者が明らかにした。
提言案では、日本の排他的経済水域(EEZ)面積の約半分が4千メートルより深い海域にあるとして、海洋の安全保障上、深海探査能力の維持・拡張は極めて重要だと指摘。6千メートル級の深さでも作業が可能な探査機や無人探査機の開発を推進すべきだとも要請した。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報