与野党の有志議員による「超党派花粉症対策議員連盟」（通称・ハクション議連）は１６日、林芳正官房長官と国会内で面会し、花粉症対策予算の抜本的な拡充を求める提言書を手渡した。林氏は面会後の記者会見で「早速、関係省庁に伝達した。政府一丸で対策の推進に取り組む」と述べた。
提言では、花粉症について「多くの国民を悩ませ続けている社会問題で、継続的に取り組みを拡大していくことが必要だ」と指摘。岸田政権下で開催されていた関係閣僚会議を再開し、「舌下免疫療法」の普及やワクチン開発などに重点的に当たるよう要請した。
議連の山口俊一会長（自民党）は「しっかり実行してほしい」と記者団に語った。
（共同）