パラ陸上の辻沙絵が現役引退

 現役引退を表明したパラ陸上女子の辻沙絵=4月、ニンジニアスタジアム
 現役引退を表明したパラ陸上女子の辻沙絵=4月、ニンジニアスタジアム


陸上でパラリンピックに3大会連続で出場し、2016年リオデジャネイロ大会の女子400メートルで銅メダルを獲得した辻沙絵(30)=オズール=が1日、インスタグラムで現役引退を表明した。決断の理由として「次のステージに進んでいきたいという思いも環境も整いました」とつづった。
北海道出身。生まれつき右腕の肘から先がない。健常者に交じってハンドボールで活躍し、茨城・水海道二高時代に全国高校総体ベスト16入り。日体大進学後の15年3月から陸上を始めた。今後は昨夏のパリ・パラリンピック後に入社した大手義肢装具メーカー、オズールで情報発信に努める意向。
(共同)

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