アジアパラ大会まで500日

 愛知県と名古屋市が共催するアジアパラ大会の看板=4日、名古屋市瑞穂区
 愛知県と名古屋市が共催するアジアパラ大会の看板=4日、名古屋市瑞穂区


愛知県と名古屋市が共催するアジアパラ大会は、5日で開幕まで500日。来年10月18日から7日間の日程で、40を超える国・地域から選手、役員約4千人の参加を見込む。日本パラリンピック委員会(JPC)は2028年ロサンゼルス・パラリンピックに向けた試金石の大会と位置付ける。21年の東京パラで高まった障害者スポーツへの関心を、さらに引き上げる機会になることも期待される。
アジアパラ大会は「日本パラリンピックの父」と呼ばれる故中村裕医師の提唱で、1975年に大分県で第1回が開催されたフェスピック(極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会)が前身。89年の第5回大会が神戸市で開かれるなど9回開催され、2010年にアジアパラ大会へと衣替えした。従来は非パラリンピック競技もあったが、今回はパラリンピック実施競技の中から18競技に絞った。
来年10月4日まで行われるアジア大会と同様、選手らは災害時などに使うコンテナハウスを活用した宿泊拠点に滞在する。
(共同)

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