成田、鉄道アクセス複線化検討へ



新しいターミナルや貨物施設といった今後の成田空港施設の機能強化に関し、成田国際空港会社(NAA)や国土交通省、鉄道・航空会社でつくる検討会は5日、都心と空港を結ぶ鉄道アクセスについて、一部単線区間の複線化に向けた検討を加速する中間取りまとめ案を示した。今後予定される滑走路の新設・延伸に伴う航空需要の増加を前に、輸送力や利便性を高めたい考えだ。
2024年にNAAが実施した空港までのアクセス調査では鉄道が56%で主要な手段となっている。一方、空港に乗り入れるJR東日本と京成電鉄は、ともに空港周辺の約9キロで、電車同士のすれ違いができない単線区間があるため、運行本数に制限がある。
(共同)

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