伊勢内宮に神木運び入れ

 伊勢神宮の式年遷宮に向けて行われた「御樋代木奉曳式」で、神木を綱で引く神宮司庁職員ら=9日午後、三重県伊勢市の五十鈴川
 伊勢神宮の式年遷宮に向けて行われた「御樋代木奉曳式」で、神木を綱で引く神宮司庁職員ら=9日午後、三重県伊勢市の五十鈴川


伊勢神宮(三重県伊勢市)の社殿を20年に1度建て替える2033年の「式年遷宮」に向け、ご神体を納める器に使う木材を運び入れる儀式「御樋代木奉曳式」が9日、伊勢神宮の内宮で行われた。
長さ6・6メートルの神木3本は、内宮を流れる五十鈴川に降ろされ、黒法被姿にかさを被った神宮司庁職員ら約100人が「えんや」のかけ声とともに、約1・5キロ先の上流まで綱で引いた。
その後、神木は陸揚げされ、出迎えた神職がおはらいで清めた後に「五丈殿」と呼ばれる建物に安置。関係者が正宮などに拝礼して終了した。10日には外宮でも同様の儀式が催される。
(共同)

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