年金法案、12日の採決提案

 国会で開かれた参院厚労委理事会=12日午前
 国会で開かれた参院厚労委理事会=12日午前


参院厚生労働委員会は12日の理事会で、パートら短時間労働者の厚生年金加入拡大などを盛り込んだ年金制度改革法案の採決日程を協議した。与党側が12日の採決を提案したのに対し、野党側は受け入れず、協議を継続する。政府、与党は12日中に委員会で可決し、13日の参院本会議で成立させたい考えだ。
12日午後の委員会では、石破茂首相が出席して質疑を行う。
法案は5月30日に自民、公明、立憲民主各党などの賛成多数で衆院を通過した。衆院の審議では自公立3党の修正によって基礎年金(国民年金)の将来的な底上げ規定が付則に追加された。日本維新の会や国民民主党などは反対した。
(共同)

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