被爆80年、広島で報道写真展

 被爆建物「旧日本銀行広島支店」で始まった被爆80年特別企画の報道写真展=12日午前、広島市中区
 被爆建物「旧日本銀行広島支店」で始まった被爆80年特別企画の報道写真展=12日午前、広島市中区


公益財団法人「新聞通信調査会」と中国新聞社が主催する被爆80年特別企画の報道写真展が12日、広島市の被爆建物「旧日本銀行広島支店」で始まった。中国新聞社のカメラマンが原爆投下当日に撮影した惨状や、さく裂約2分後とみられるきのこ雲などの貴重な写真を展示。戦争の惨禍や戦後の歩みを回顧する。
写真展は「戦争と平和」と題し、今年1月に東京で開催され、被爆地の広島に巡回した。被爆地の写真の他、戦前から戦後にかけ通信社や新聞社が撮影、収集してきた写真約100枚や新聞紙面が見られる。
岐阜県の中学3年、加藤柚空さん(15)は「当たり前が当たり前でなくなるのが戦争だと感じた」と話した。
(共同)

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