バレー新理事案は「差し戻し」

13日に開かれた日本バレーボール協会の評議員会が、理事会から提案を受けた新理事選任の議案を「差し戻し」にしていたことが14日、分かった。複数の関係者によると、評議員会は、国籍を変更して日本代表入りを目指していた海外出身選手を巡り、協会の対応に不備があったことなどを問題視。全容が明らかにされていない中での役員候補者の選考は、手続きに「瑕疵がある」と判断した。
協会は13日、評議員会が新理事の選任を見送ったと発表。理由については、評議員会から「追加情報の提供を求められたため」とした。
協会は当初、16日の臨時理事会で役職を決定し、新体制を発表する方針だった。新理事候補は19人。
(共同)