インド機墜落、米当局が調査開始

【アーメダバード共同】インドで12日に起きたエア・インディア機墜落事故で、ロイター通信は15日、米運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が現地調査を始めたと報じた。犠牲者は270人以上に上り、過去10年で最悪とされる航空機事故の原因究明が本格化した。
機体とエンジンをそれぞれ製造した米ボーイング社と米ゼネラル・エレクトリックも調査チームを派遣した。インド政府は調査委員会を設置しており、3カ月以内に報告書をまとめる。
ロイターによると、エア・インディアとインド政府はエンジンの推力や翼のフラップに加え、離陸の際に着陸装置が出たままになっていた状況に着目し、原因を調べている。
(共同)