大谷、17日に二刀流復帰

【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が、本拠地ロサンゼルスで16日午後7時10分(日本時間17日午前11時10分)開始で行われるパドレス戦に先発し、投手として復帰すると15日、球団が発表した。2023年9月に2度目の右肘靱帯再建手術を受けた大谷の試合での登板は同年8月23日以来で約1年10カ月ぶりとなり、短いイニングになる見通し。
デーブ・ロバーツ監督は15日の試合前に「(大谷は)すごく復帰したがっている。彼に聞くと、(練習の)実戦形式で投げた後、試合に出場するのはそれなりの負荷がかかるのでエネルギーを試合で使おうという考えもあるようだ」と説明。一方で「慎重に段階を踏んでいくのは変わらない」と強調し、当面は球数を制限する考えを明かしていた。
大谷は10日に手術後3度目となる実戦形式の練習に登板し、3回想定で44球を投げた。これまでは7月15日のオールスター戦後の復帰が見込まれていたが、ドジャースは投手陣に負傷者が相次いでおり、大幅に前倒しとなった。
(共同)