阿部詩「最高のスタート」

 柔道の世界選手権から帰国し、ポーズをとる阿部詩=16日、羽田空港
 柔道の世界選手権から帰国し、ポーズをとる阿部詩=16日、羽田空港


柔道の世界選手権女子52キロ級で5度目の優勝を果たした阿部詩が16日、羽田空港に帰国し、2連覇を逃した昨夏のパリ五輪からの復活に「五輪の負けがあったからこそ、モチベーションも高く優勝できた。最高のスタートと言っていいんじゃないかな」と3年後のロサンゼルス五輪を見据えて語った。
24歳の阿部詩は「今までの優勝とはまた違った達成感があった。自信が持てるような試合ができた」と手応えを口にした。五輪2連覇で男子66キロ級3位の兄、阿部一二三は同級で約6年ぶりの敗戦を喫し「また一回りも二回りも成長できる。これがロス五輪じゃなくて良かったと言えるように、この負けを生かしていきたい」と語った。
(共同)

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