ロスの夜間外出禁止令解除

【ロサンゼルス共同】米西部ロサンゼルスのバス市長は17日、トランプ政権の不法移民取り締まり強化に抗議するデモを受け、10日から市中心部の一部区域に出していた夜間外出禁止令を解除したと発表した。デモに乗じた暴徒による破壊、略奪などの犯罪の抑止に「成功した」としている。状況が悪化すれば再発出すると表明した。
抗議デモは6日に始まり、トランプ政権が対応のため派遣した州兵が現場に展開した8日、数千人規模に拡大。一部のデモ参加者が暴徒化し、車両に火を放ったり、警察に投石したりした。
バス氏は声明で、デモに伴う混乱はトランプ政権の対応によって生じたとの見方を示した。
(共同)