G7、重要鉱物多様化へ行動計画



【カナナスキス共同】先進7カ国首脳会議(G7サミット)は17日、重要鉱物の供給源の多様化に向けた行動計画を発表した。透明性のある市場を形成するための工程表を年内に作成することを明記。各国が中国に生産を依存しており、市場操作や価格変動などの障壁を克服するために「即時かつ大規模な投資が不可欠だ」と訴えた。
重要鉱物のレアアースを巡っては、中国が4月、米国の高関税策に対抗して7種を輸出規制の対象に加え、各国の自動車などの生産現場に悪影響が出た。
行動計画では、中国を念頭に「非市場的な政策や慣行が、産業生産に不可欠なレアアースなど重要鉱物の調達能力を脅かしている」と指摘した。
(共同)

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