国分さん温和なイメージで人気に

芸能活動を「コンプライアンス違反」を理由に無期限で休止すると20日に発表した国分太一さん(50)は、1994年に人気グループ「TOKIO」のキーボード担当としてCDデビューした。温和なイメージでお茶の間の人気者となり、数々のテレビ番組に出演。東日本大震災で被災した福島県のPR事業にも積極的に参加した。
テレビ東京系の「男子ごはん」で手料理に励む姿を見せ、司会を務めたTBS系の「ビビット」(2019年まで放送)では朗らかに情報番組を進行していた国分さん。日本テレビ系の「ぐるぐるナインティナイン」の人気グルメコーナー「ゴチになります!」には約20年にわたって出演し、特に同局との縁が深かった。
18年、元TOKIOメンバーの山口達也さん(53)が強制わいせつ事件を起こした際、国分さんは「ファンや関係者の皆さまを悲しませ、裏切るようなことをした」と陳謝するコメントを発表。「ビビット」で「本当に福島の皆さんにもご迷惑をおかけした」と謝り、涙を流した。
(共同)