イランの核施設を再び攻撃

【テヘラン、エルサレム共同】イランメディアは21日、中部イスファハンとナタンズの核関連施設がイスラエルの攻撃を再び受けたと報じた。放射性物質による汚染は起きていないとした。イスラエル軍のザミール参謀総長は20日、イランへの攻撃は「われわれの歴史上最も複雑な作戦だ。困難な日々は続く」と述べ、長期化を示唆した。
イラン革命防衛隊は21日、無人機とミサイルでイスラエルを攻撃したと発表した。両国の応酬が続いている。イラン保健省は21日、イスラエルによる攻撃の死者が430人、負傷者が3500人に上ったと明らかにした。イスラエル側ではこれまでにイランの攻撃で24人が死亡、約1200人が負傷した。
イスラエル軍はイラン中部コムを空爆し、革命防衛隊の精鋭、コッズ部隊の幹部を殺害したと発表した。イラン側とイスラム組織ハマスの間の調整役だったとしている。
(共同)