MAGA帽かぶり攻撃指揮



【ワシントン共同】トランプ米大統領は21日、トレードマークの「MAGA」(米国を再び偉大に)と記された赤い帽子をかぶり、ホワイトハウスのシチュエーション・ルーム(作戦司令室)で米軍のイラン核施設攻撃作戦を指揮した。米政府がX(旧ツイッター)で公開した写真では、バンス副大統領らも一様に厳しい表情で、司令室内は緊張感に包まれていた。
トランプ氏が軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長の説明を聞く様子や、ルビオ国務長官やヘグセス国防長官がモニターを食い入るように見つめる場面も。中央情報局(CIA)のラトクリフ長官は両手を口に当て、心配そうに見守った。
「今夜成し遂げたようなことができる軍隊は世界中に他に存在しない」。作戦終了後の国民向け演説で、トランプ氏は攻撃を自画自賛した。ただ普段と違って表情は硬く、演説も約3分半と短かった。
トランプ氏の後ろに立ったバンス氏は口を真一文字に結んで眉間にしわを寄せた。ルビオ氏は終始、無表情だった。ヘグセス氏も含め、笑顔を見せることはなかった。
(共同)

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