超長期債減額を正式決定



財務省は23日、2025年度の国債発行計画を修正し、償還までの期間が10年を超える超長期債の発行を減額すると正式に決定した。計3兆円超減らす。代わりに償還期間が短い国債を増額して発行総額は維持する。国の財政悪化への懸念などから超長期債の需要減少が進んでいることに対応する。需給悪化による年度途中での計画見直しは近年では珍しい。
30、40年債について、それぞれ7月から1回あたりの発行額を1千億円ずつ減額し、20年債は2千億円ずつ減らす。当初計画と比べ、年間で40年債は5千億円、30年債は9千億円、20年債は1兆8千億円の減額になる。
(共同)

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