米政権圧力で学長辞任

【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは27日、多様性・公平性・包括性(DEI)に反対する「トランプ政権の圧力」によりバージニア大(南部バージニア州シャーロッツビル)のライアン学長が辞任すると伝えた。司法省が大学のDEI対応を疑問視して調査しており、同紙は「調査を解決するため」だと解説した。
同紙によると、司法省は大学内で人種に関する扱いで複数の苦情を確認しており、大学側に対応を求めていた。大学理事会の一部理事は、政権の意向に沿わないと数億ドル(数百億円)の連邦資金が剥奪される可能性を懸念。ライアン氏に辞任を求めていたという。
(共同)