Bリーグ選抜が親善試合

バスケットボールBリーグの選抜チーム「Bリーグ・ユナイテッド」が28日、オーストラリアなどのチームで構成するNBLの選抜チームと群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田で対戦し、64―75で敗れた。B1の広島から群馬への移籍が発表されたガードの中村や、名古屋Dの得点源の今村らが出場した。Bリーグが選抜チームを結成し、海外のチームと試合をするのは初めて。
Bリーグは昨年6月に発表した中期経営計画で、2030年までに5人の選手を米プロNBAに送り出す目標を掲げた。将来の海外挑戦を目指す選手に国際経験を積ませることや、リーグの競技力の底上げを目的に選抜チームを結成。活動の第1弾として、NBL選抜との親善試合を組んだ。
12得点した中村は「バスケ選手としてどの立ち位置にいるのか、海外の選手とやることで明確になる」と話し、今村も「NBL選抜と戦えるのは、Bリーグではあり得ないぐらいの経験値を得られる」と開催に感謝した。29日も同会場で対戦する。
(共同)