東海大の上水監督が退任へ



数多くの五輪メダリストや世界選手権王者を育成した東海大男子柔道部の上水研一朗監督(51)が29日、今年限りでの退任を表明した。同日の全日本学生優勝大会後に「私も限界。若手の勢い、熱さでもう一回、新たなものをつくってほしい」と述べた。大会前から意向を固めていた。
熊本県出身の上水監督は2008年に就任。緻密な指導力に定評があり、教え子にはウルフ・アロンや高藤直寿(パーク24)、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)の五輪金メダリストらがいる。体重無差別の団体戦で日本一を争う学生優勝大会では、17度のうち7連覇と6連覇を含む優勝14度と抜群の成績を残した。
(共同)

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