２０２１年東京五輪柔道男子１００キロ級金メダリストで、新日本プロレスに入団したウルフ・アロンが２９日、名古屋市のドルフィンズアリーナで行われた興行に登場し、リング上からファンにあいさつした。「次にマットの上に立つ時には、一人前のプロレスラーになって戻ってこられるよう準備していく」と決意を語った。
大きな拍手と「ウルフ」コールを浴びながらマイクを握り「震えた。柔道ではああいうコールはなかったので、早く試合がしたいなという気持ちになった」と声を高ぶらせた。２９歳のウルフは来年１月４日に東京ドームでデビューを予定している。
（共同）