イラン、湾岸国と協調意向

【テヘラン共同】イランのペゼシュキアン大統領は29日、閣議で「イスラム諸国が連帯する必要性」を訴え、ペルシャ湾岸6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)との協調関係を深めたいとの意向を示した。イスラエルとの対立が深刻化する中、湾岸諸国にすり寄る動きを見せている。
イスラム教シーア派が多数派のイランに対し、湾岸諸国はスンニ派が主流。イランはスンニ派の盟主サウジアラビアと長く対立関係にあったが、両国は2023年に国交を正常化した。
一方、トランプ米政権はイスラエルとサウジの国交正常化を模索している。
(共同)