茨城で飼い犬1匹がマダニ感染症

茨城県は1日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、飼い犬1匹が感染していたと発表した。県内の別の家で飼われていた猫の感染も確認されており、県は人にうつる可能性があるとして、注意を呼びかけている。
県によると、感染した犬は3歳の雄。6月に高熱や食欲低下などの症状があり、診察した獣医師が県に連絡した。犬は回復したが、検査で陽性が確認された。6月上旬に山に入った際、感染した可能性があるという。飼い主など人への感染は確認されていない。
茨城県では、5月にも高熱や嘔吐の症状があった飼い猫が死に、感染が確認された。
(共同)