海外資本ロケットの打ち上げ延期



北海道大樹町で民間宇宙港「北海道スペースポート」を運営するSPACE COTAN(スペースコタン)は5日、当初6日に予定していた海外資本のロケット「VP01」の打ち上げを12日以降に延期すると発表した。日本の東を北寄りに移動している台風3号の影響で、船による監視や浮遊物発見時の回収が困難なためとしている。
スペースコタンによると、ロケットは台湾の宇宙技術開発企業の日本法人「jtSPACE」(北海道石狩市)が開発し、全長12メートル、直径0・6メートル、重さ1・4トン。高度100キロ以上の宇宙空間に到達させて性能を確認する予定で、国内で海外資本のロケットを打ち上げるのは初めてという。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報