新横綱大の里が土俵入り

大相撲の新横綱大の里、横綱豊昇龍が5日、名古屋市熱田区の熱田神宮で名古屋場所(13日初日・IGアリーナ)前恒例の奉納土俵入りを行い、参拝客ら約5千人から大きな拍手が送られた。2横綱によるそろい踏みは2019年の白鵬、鶴竜以来6年ぶり。
最高位としての初陣に臨む大の里は太刀持ちに小結高安、露払いに幕内隆の勝を従え、大きな体を生かした力強い雲竜型を披露。「経験できてうれしく思う」と話した。
5日は愛知県安城市の二所ノ関部屋で相撲は取らなかったが、すり足やてっぽうなど基礎運動を入念にこなした。初日まで1週間ほどで「万全の状態で臨めるよう頑張っていく」と3場所連続制覇へ意気込んだ。
(共同)