アップル、EU制裁金不服と提訴

【ブリュッセル共同】米アップルは7日、欧州連合(EU)欧州委員会が同社に巨大IT規制「デジタル市場法(DMA)」違反で5億ユーロ(約850億円)の制裁金を科したのを不服として、EU司法裁判所の一般裁判所(ルクセンブルク)に提訴したと発表した。
欧州委は4月にアップルへの制裁金を公表。アップルが同社のアプリ市場以外で、開発者が消費者にアプリを配信することを妨げ、消費者の選択肢を狭めたと判断した。
アップルは欧州委について「開発者を混乱させ、利用者に悪影響をもたらしている」と批判。制裁金は不当に高額だと訴えた。
DMAは昨年3月に適用が始まった。
(共同)