解任のロシア運輸相が自殺か



【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は7日、スタロボイト運輸相を解任し、ニキーチン運輸次官を運輸相代行に任命する大統領令に署名した。ロシア連邦捜査委員会は同日、モスクワ郊外の自家用車内で銃創のあるスタロボイト氏の遺体が見つかったと発表した。自殺とみられるという。
ペスコフ大統領報道官は死亡情報が出る前に、解任は大統領の信任を失ったのが理由ではないと説明していた。コメルサント紙は、ウクライナ国境防衛施設の建設費用10億ルーブル(約18億円)の横領事件に絡んで嫌疑がかけられていたと伝えた。
スタロボイト氏は2019年からロシア西部の州の知事を務め、昨年5月に運輸相に抜てきされた。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報