安倍氏銃撃3年、10月に初公判

 山上徹也被告
 山上徹也被告


2022年に安倍晋三元首相が奈良市で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件から8日で3年となった。殺人罪などに問われた山上徹也被告(44)は、母親が多額の献金をした世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に恨みがあったとされる。裁判員裁判は10月28日、奈良地裁で始まる。
事件は22年7月8日午前11時半ごろ発生。3年を経て再び参院選を迎えた近鉄大和西大寺駅前の現場には今年も献花台が設置され、選挙カーが通る場面も。
事件では、被告の境遇が知られたことで教団の高額献金問題が改めて社会問題化。今年3月には解散命令決定が出た。教団と自民党との接点も次々と明らかになった。
(共同)

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