真珠湾暗号施設が一般公開



1941年12月8日、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃を命じる「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報を中継したとされる北海道稚内市の通称「稚内赤れんが通信所」が12日、一般公開され、訪れた人々が歴史に触れた。13日まで。
正式名称は「旧海軍大湊通信隊稚内分遣隊幕別送信所」。れんが造りで、30年ごろから北方の国土防衛のために建設された。全3棟のうち2棟が公開され、修復や維持活動を担う住民団体「稚内市歴史・まち研究会」の会員らが解説。残る1棟は屋根が落ちる危険性があり、立ち入れない。
普段は見学に予約が必要だが、年2回ほど予約不要で公開。次回は10月ごろを予定しているという。
(共同)

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