京都・知恩院でオルゴール奉納

京都市東山区の浄土宗総本山・知恩院で15日、戦後80年の追悼法要が営まれ、モーター大手ニデックの子会社ニデックインスツルメンツ(長野県下諏訪町)のオルゴールによる奉納演奏が披露された。「平和への祈り」をテーマにした音色に訪れた人々が耳を傾けた。
オルゴール製造を祖業とするニデックインスツルメンツが来年で創業80周年を迎える節目とも重なり、開催した。イタリアの高級自動車フェラーリなどのデザインを手がけた工業デザイナー奥山清行さんらとともに開発したディスクオルゴールが「千の風になって」などの曲を奏でた。
下諏訪町から訪れた今井厚さんは「音の広がりがまるで違う」と感動した様子だった。
(共同)