比例最多、北村晴男氏の97万票

 比例代表で当選を決め、メディアの取材に応じる日本保守党の北村晴男氏=20日夜、東京都中央区
 比例代表で当選を決め、メディアの取材に応じる日本保守党の北村晴男氏=20日夜、東京都中央区


参院選比例代表の当選者中、個人名票を最も獲得したのは、日本保守党新人の北村晴男氏で97万5千票だった。テレビ出演による知名度の高さが影響したとみられる。最少は、優先的に当選が決まる「特定枠」が充てられた自民党の舞立昇治氏で5千票だった。
北村氏以下は、全国郵便局長会が擁立した自民新人の犬童周作氏が48万2千票、自民の山田太郎氏38万1千票、公明党の平木大作氏37万8千票、公明新人の司隆史氏34万1千票と続いた。
自民で特定枠となったもう一人の新人、福山守元衆院議員は6千票で当選した。れいわ新選組の特定枠では、新人の伊勢崎賢治氏が1万1千票で議席を得た。特定枠は得票数にかかわらず上位で扱われ、政党や政治団体の得票になる。当選者のうち3人に次いで少なかったのは、参政党新人の後藤翔太氏(2万4千票)、れいわ新人の奥田芙美代氏(2万5千票)だった。
一方、政治団体「NHK党」の浜田聡氏は33万5千票、公明の河野義博氏は29万1千票、新妻秀規氏は21万9千票を得ながら議席を逃した。
(共同)

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