参政党のユーチューブ12万人増

参院選を巡り、政党や政治団体の公式ユーチューブを調べたところ、登録者の増加数で最多は参政党の12万6千人だったことが22日、分かった。2位の5倍超に上る。視聴者からの高評価(いいね)の総数も唯一、100万を超え突出。専門家は「外国人に関する主張への注目と動画の評価が相乗効果となり、躍進を後押しした」と指摘する。
共同通信が14の政党・政治団体の公式ユーチューブを分析。通常国会の閉幕翌日の6月23日から投開票前日の7月19日までの推移を対象とし、毎日定時に登録者数や動画ごとの高評価の数などを取得、解析した。
14議席を獲得した参政は、登録者が32万4千人から45万人に増加。調査期間中にれいわ新選組を上回り、11政党で最多となった。
増加数2位は1議席を得た「チームみらい」の2万5千人。立憲民主党の1万6千人、れいわ1万5千人、公明、国民民主両党の1万人が続いた。大敗した自民党は千人増にとどまり、11政党中10位に沈んだ。
(共同)