猛暑日、5日連続200地点超

日本列島は25日も広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上昇した。気象庁によると、午後5時時点で全国914の観測地点のうち最高気温35度以上の猛暑日は269に上り、5日連続で200地点を超えた。日本海側を中心に直近1カ月の降水量が平年1割未満の地域もあり、気象庁は農作物や水の管理に注意を呼びかけている。
25日の全国の最高気温は群馬県桐生市の桐生で39・1度、福島県伊達市と兵庫県豊岡市で38・9度、京都府舞鶴市と福岡県太宰府市などで38・6度。
24日までの1カ月間の降水量(速報値)は、新潟市の新潟は10・0ミリで平年の4%、山形市は14・5ミリで8%。東北や北陸などで20%を切っている所がある。これまでの少雨を解消するようなまとまった雨は降らず、今後10日間程度は降水量の少ない状態が続く見通しだ。
(共同)