日本大手4社、米車販売11%増

【ニューヨーク共同】日本の自動車大手4社が1日発表した7月の米新車販売台数は、計43万8131台と前年同月より11・1%増加した。トランプ米政権による関税政策の影響に対する懸念はくすぶるものの、新車需要の底堅さに支えられ、全社が前年よりも販売台数を伸ばした。
トヨタ自動車は19・9%増の21万8022台と2桁の伸び率を記録。「プリウス」をはじめとするハイブリッド車(HV)の販売が引き続き好調だった。ホンダは0・2%増の12万1017台。スポーツタイプ多目的車(SUV)「パスポート」の売れ行きが良かった。
SUV「クロストレック」が伸びたSUBARU(スバル)は4・5%増の5万4035台だった。マツダは13・0%増の4万5057台で、大型SUVの販売が好調だった。
(共同)