ロシア勝利なら近隣国標的も

強権政治が続くベラルーシで抑圧を受け国外に逃れた反政権派チハノフスカヤ氏が1日、フィンランドの首都ヘルシンキで共同通信の単独インタビューに応じた。ウクライナに侵攻したロシアが勝利すれば「ロシアを勢いづかせ、バルト3国など近隣国が次の標的になる」と警戒感を示した。
一方でウクライナが勝利すれば、ロシアの同盟国ベラルーシの体制弱体化につながる「チャンスになる」との見方を示し、支援継続を訴えた。
ベラルーシがウクライナ侵攻に参戦する可能性については「侵攻命令が出たとしても兵士たちは降伏するか、武器を捨ててウクライナ側に寝返るだろう」と述べた。(ヘルシンキ共同)
(共同)