参院選掲示板、学校で活用



東京は今夏、都議選、参院選と選挙が続いた。都内の武蔵野市が選挙ポスター用の掲示板に使った木材の一部を学校に提供し、資源の有効活用に一役買っている。選挙後は廃材になるのがほとんどで、その後の活用は珍しい。32人が立候補した参院選で大型の掲示板を用意した自治体が、学校行事や授業に再利用したい学校側の「民意」に応えた形だ。
市によると、6月に市内外の高校と小学校計3校から、掲示板の木材を秋の文化祭企画や日々の授業に使いたいと申し出があった。こうしたケースは前例がなかったことから市は慎重に検討。公選法上は問題ないことが分かり、学校側が最終処分に責任を持つことで合意したという。
(共同)

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